焼酎造りの最後の行程は「蒸留」です。醗酵が終わったモロミから蒸気の熱でアルコール分を蒸発させ、それを冷却することで「焼酎の雫」を取り出すことができます。現代の蒸留器ではこの螺旋状の冷却部分はステンレスパイプで造られています。ここに敢えて、昔ながらの職人手作りの「錫蛇管」を用いて蒸留液化しています。錫(すず)には蒸留されたアルコールを柔らかくまろやかにする作用があると言われています。「蛇管」とは、まさに蛇がとぐろを巻いた形に似ているところからきています。香りゆたかでまろやかな旨味の「黒麹」仕込み、「黒錫」をご堪能ください。
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蔵元:原口酒造(鹿児島県日置市吹上町) 原料:さつま芋、米麹 度数:25度 容量:1800ml